呼ばれないと辿り着けないらしい。玉置神社に行ってきた。

平和つぐむ
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去年の11月末ごろYoutubeのお勧めに玉置神社がやたら出てきたので気になって行ってみることにしました。行き方を調べた際にどうやら「呼ばれないと辿り着けない」という神社らしく、とりあえず何とか辿り着いたのでレポしました。

玉置神社って?

御利益:厄除け
玉置神社のホームページによると「紀元前三十七年第十代崇神天皇の御宇に王城火防鎮護と悪魔退散のため早玉神を奉祀したことに始まると伝えられています。」とのこと。
早玉神はイザナギが黄泉の帰り際に唾を吐いた時に生まれたようで、穢れを祓う厄払いの神様らしいです。

呼ばれないと辿り着けない神社と言われており、カーナビが壊れて行けなかった、道中が工事で行けなかった、事故で…と様々な行けなかった談があるらしいです。道中は狭い道が続いて大変な道のりですが、バスも通ってるみたいなので基本行きたいときに行けるんじゃないでしょうか。

行き道

Google mapで道を調べると3時間ぐらいで行けるっぽいのですがカーナビだと9時間くらいかかると出ました。なのでGoogle mapを頼って行ったらめっちゃ狭い山道を行く羽目になって、崖から転落するかと思いました。
しかも、車1台ぎりぎり通れるほどの道が続く山中の何もない工事現場らしき所でナビが終了したときはマジ絶望って感じでしたが、仕方ないのでそのまま進んだら何とか辿り着きました。まぁ、「呼ばれたから辿り着いた」ってことで。

とは言え、なんとか辿り付きました。その時の駐車場からの景色↓

品川から来てる車もあって、結構遠くからも来るんだって思いました。(小並感)

駐車場にはトイレがあり、入ってみましたが結構きれいでした。

お参り

やっと辿り着いたので参拝‼
鳥居をくぐったところで、小雨が降ってきましたが気にせず行きました。

入口

入口の鳥居はこんな感じ。ここからご本殿までは結構歩きます。

道中は森林浴を楽しめます。

旗もたくさん置いてありました。全部玉置神社とか書いてありました。

途中に山の神のお社があります。

途中で分かれ道があり、僕は右側の参道を行きました。

この鳥居を抜けてさらに歩いていくと誰かお祓いを受けていてのか太鼓の音が聞こえてきました。

手水宮

お清めの手水宮ですが、コロナの影響もあって柄杓は撤去されていました。
水が出てくる所の龍はいろんな神社で見る気がします。

大杉

手水宮の前に小道があり、そこを進むと大杉があります。結構大きいのでカメラに収まり切れませんでした。

誰かのハンカチが落ちていました(笑

本殿

手水宮に戻って鳥居の階段を抜けるとご本殿があります。
この鳥居を抜けて階段を上ると踊り場的なところがあって、さらに階段を上るとご本殿があります。

ご本殿は格子ドアがありました。ほかの神社ではあまり見ない気がするのですが僕だけでしょうか。
御参拝するときにたまたま神主さんが中から出てくる所だった為、格子がない状態で中をのぞくことができました。
(そこの写真は撮りませんでしたが…)

ご本殿で祭られている神様はこんな感じ。
日本の原点になっている神様たちですね。

ご本殿に御祭神

【中央殿】
・国常立尊(くにのとこたちのみこと)
・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
・伊弉冉尊(いざなみのみこと)

【右殿】
・天照坐皇大御(あまてらしますすめおおみかみ)

【左殿】
・神日本磐余彦天皇(かむやまといわれびこ)

  

中央だけ写真に撮っていますが、実際は左右にもお賽銭箱や鈴があり、そこでもお参りできるようになっています。

若宮社・神武社・大日社

ご本殿の左側にも社があります。
一部作り替えたばかりなのか屋根の銅が錆びておらず、あまり見ない屋根の色になっていたのが印象的でした。参拝したタイミングが良かったのかもしれません。

若宮社の御祭神

・春日大神(かすがのかみ)
・八幡大神(やはたのかみ)
・住吉大神(すみよしのおおかみ)

神武社の御最新

・訶遇濱智神(かぐつちのかみ)→当ってる?
・早玉男神(はやたまののかみ)
・高倉下神(たかくらじのかみ)


大日社は特に札は立っておらず、社とお賽銭箱だけがありました。

夫婦杉

若宮社の写真の奥側を見てもらうと入口があるのですが、そこに夫婦杉があります。 
この杉は根本が1本ですが幹は2本に分かれており、2本一緒にいるように見えます。これが夫婦と呼ばれる所以だと思われます。

神代杉

夫婦杉のすぐそばに神代杉もあります。
樹齢3000年だそうです。境内の伐採が禁止されており、土壌にも恵まれている為ずっと昔からあるようです。

三柱社

ご本殿に戻り、そのまま進んで社務所を横切ると三柱社が見 えてきます。

奥に進み出雲大社教を横切って奥に進むと水神社?があり、その横にはちょこんとお地蔵さんがいました。

登山

お地蔵さんを抜けると山道に入ります。基本階段だらけなのですが、長いので結構しんどいです。

入口と山中はこんな感じなので、ヒールとか履いてくると結構上るのしんどいです。写真ボケててすみません(汗

山中は玉石社と岩があります。書いてあった説明分を要約すると、平安の昔の修験者が後世のために財宝を埋めて福徳を祈願した場所らしいです。

玉石社を抜けてさらに上っていくと山頂につきます。
山頂には標識と、写真には写ってないですがお地蔵さんの祠があります。
山頂からの景色は晴天ならいいのかもしれませんが、曇天であったため駐車場と大して印象が変わりませんでした。まぁ山頂に来たのはお参りとは関係ないのでいいんですけどね。

感想

行ってみた感想ですが、厄払いの神様ということもあり、お参り後は何となくですが悪いことが減ったように感じます。行きは色々大変な道のりでしたが何とか無事に辿り着けたり、偶然ご本殿の中を見れたりと本当に呼ばれたのかな…なんて思いました。来てよかったです。

ただ、神社までの道中が本当に大変だでした。Googlemapに従って車で行ったのですが、車一台分の幅で連続カーブがつつくガードレールがない古道を走ることになり、カローラ・プリウス・アクセラあたりの車体がぎりぎり通れるような道でした。ほんとに崖底に転落しそうで怖かったです。帰りは別の道で帰りました。こちらも車一台分の道幅しかありませんでしたが、ガードレールがあったり対向車とすれ違えるように所々道幅が広くなっていたりと古道よりは安心して走れました。玉置神社へのバスが通っているので、車の運転に自信がない人はそちらで行くのがお勧めです。

あと、少し気になることがありまして。行きの道中で暗いトンネルを抜けた先の古道を通って神社に行ったのですが、家に帰った後そのトンネルをGooglemapやYoutubeで探したのですが、見つからなかったんですよね。


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